基礎練習

何事もそうですが、しっかりとした基礎力があれば、様々な応用がきくようになります。 逆に言えば、基礎がなければ応用はできないということです。 基礎練習は、地味で面白くない練習ですが、積み重ねることでだんたんと基礎がしっかりしてきます。 「継続は力なり」という言葉通り、頑張って続けていきましょう。 ちなみに、プロでも毎日のように基礎練習を行ないます。 それほど重要な練習だということです。

基礎練習は、二人で行ないます。 一人がふわっとしたボールを投げ、もう一人がボールを蹴ります。 投げるボールは、蹴りやすいようにゆっくりしたボールを投げてあげます。

蹴る人は、常に正確に相手の胸めがけて返します。 返すボールを強く蹴る必要はありません。 正確に返すことが最も重要なポイントです。

インサイドキック

インサイドキックの練習です。 投げる人は、ボールを足元に投げてあげます。 蹴る人は、ボールをインサイドキックで、投げる人の胸めがけて返します。 これを左右交互の足で行ないます。

インステップキック

インステップキックの練習です。 投げる人は、ボールを足元に投げてあげます。 蹴る人は、ボールをインステップキックで、投げる人の胸めがけて返します。 これを左右交互の足で行ないます。

返すボールは、インサイドキックの時よりは少し強くなりがちです。 しっかりミートすることを最優先し、正確に返すことが最も重要なポイントです。

太ももでトラップ

太ももでトラップする練習です。 投げる人は、太ももでトラップしやすい高さのボールを投げてあげます。 蹴る人は、太ももでトラップし、トラップした足と同じ足のインサイドキックかインステップキックでボールを返します。 トラップした後に、ボールを地面に落とさないで返してください。

太ももでトラップする時は、太ももの中心でボールをとらえるようにすると、うまくトラップできます。 トラップの時に、太ももを地面と水平になるくらいに高く上げようとすると、ボールが高く上がってしまってトラップをしにくいので、 来るボールに対して垂直になるような角度で太ももに当てるようにすると、ボールをうまくコントロールできます。 ボールを蹴りやすい位置にコントロールすることで、トラップした後に落とさずに蹴れるようになります。

胸でトラップ

胸でトラップする練習です。 投げる人は、胸でトラップしやすい高さのボールを投げてあげます。 蹴る人は、胸でトラップし、インサイドキックかインステップキックでボールを返します。 トラップした後に、ボールを地面に落とさないで返してください。

胸でトラップする時は、胸の中心でボールをとらえるようにすると、うまくトラップできます。 トラップの瞬間に胸を押し出すようにすると、あまりうまくトラップできません。 また、少し体を利き足の方にひねることで、ボールを利き足の方に落とすと、返しやすくなります。

ヘディング

フットサルではあまりヘディングすることはありませんが、いざという時のために練習します。 投げる人は、最初はヘディングしやすい高さのボールを投げてあげます。 何回かやったら、次はジャンプしてヘディングするように、高いボールを投げます。

ヘディングする時には、踏み込む方の足を前に出し、おでこの中心でボールをとらえるようにします。 ボールを怖がらずに、最後までよく見ることが重要です。 体を後ろに引き、反動を使ってボールを叩きつけることで、強烈なヘディングができるようになります。 また、競り合いの時には頭の側面でヘディングすることもあります。

ショートバウンド

ショートバウンドの球を処理する練習です。 少し難しいので、中級者向けです。 投げる人は、蹴る人の少し手前でボールが地面に落ちるようなボールを投げてあげます。 蹴る人は、ショートバウンドの球を、相手の胸めがけて返します。 これをインサイドキックとインステップキックで行ないます。

インサイドとインステップでのトラップ

インサイドとインステップでのトラップの練習です。 とても難しいので、中級者向けです。 投げる人は、トラップしやすい高さのボールを足元に投げてあげます。 蹴る人は、インサイドでトラップし、インサイドで返します。 インステップでトラップしたら、インステップで返します。 トラップした後にボールを落とさないようにしてください。 トラップした後は、トラップした方の足でボールを蹴ります。

この練習では、非常に繊細なトラップの技術が求められます。 トラップが正確にできなければ、トラップした方の足で正確なボールを返すことが難しくなります。

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管理人:
いなり5ヶ

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