危険なプレー

フットサルにおける危険なプレーとはどのようなものがあるのかを知っておかないと、自分が怪我をするばかりか、一緒にプレーしている人に怪我を負わせてしまうかもしれません。また、どんな怪我をしやすいのかを知っておくことも大切です。怪我をしない、させないためにも、しっかりと正しい知識を身に付けましょう。

こんなプレーは怪我をしやすい

準備運動をしないでフットサルを始める

準備運動をしないでフットサルをすれば、怪我をする可能性が高くなります。 ウォーミングアップとストレッチをきっちり行い、怪我を予防しましょう。

負いやすい怪我

  • 捻挫
  • 靭帯損傷、断裂
  • アキレス腱断裂
  • 打撲
  • 脱臼
  • 骨折
  • 肉離れ

なりやすい症状

  • 熱中症
  • 過呼吸
  • 脱水症状

無理をする

夢中になってやっていると、つい我を忘れて無理をしてしまうことがあります。 自分の体力の限界を知ることが大切です。 疲れていると、ボールを貰う時やドリブルしてる時、相手のボールをとりにいく時など、勢い余って止まれずに転倒したり、 相手や物にぶつかったりしてしまいます。 判断力が鈍ったり、体が思うように動かなかったりするので、怪我をする可能性が高まります。 疲れているときは、無理せずに休憩しましょう。

負いやすい怪我

  • 捻挫
  • 靭帯損傷、断裂
  • アキレス腱断裂
  • 打撲
  • 脱臼
  • 骨折
  • 肉離れ

なりやすい症状

  • 熱中症
  • 過呼吸
  • 脱水症状

雨の日のフットサル

雨の日に屋外のフットサルコートでフットサルをやる場合、人工芝が滑りやすい状態になっている場合があります。 そうすると、意図していないのにスライディングになってしまったり、止まろうと思っても止まれずに手をついて骨折したりなど、 予想外の怪我をしてしまう可能性があります。 いつもよりも滑りやすいのだということを意識し、あらかじめ滑り具合を確かめておくのがいいでしょう。

負いやすい怪我

  • 捻挫
  • 靭帯損傷、断裂
  • アキレス腱断裂
  • 打撲
  • 脱臼
  • 骨折

接触プレーはルールで禁止されている

サッカーをよく知っている人がフットサルを始めると、スライディングタックルやショルダーチャージといった、 接触プレーをやりがちです。 これら接触プレーはルールで禁止されています。

予想していない接触プレーをされた場合、思わぬ怪我を負ってしまうことがあります。 例えば足をかけられた場合など、転びそうになって手をついて脱臼といったことが考えられます。 後ろからのチャージは、最も予想できないので、大怪我につながることも少なくありません。 フットサルプレイヤーは接触プレーを想定していない場合が多いので、接触プレーは絶対やってはいけません。

負いやすい怪我

  • 捻挫
  • 靭帯損傷、断裂
  • アキレス腱断裂
  • 打撲
  • 脱臼
  • 骨折

ルーズボールをほぼ同時に取りに行く場合

ボールがこぼれている状態のときは、先にボールに触った方が有利になりますので、 ボールに一直線に向かってきて、おもいっきり蹴ろうとしてしまいます。 このような状況では、骨折する場合も少なくないので、非常に危険です。

このような状況の場合、ボールを相手に譲り、その後の対処を考えた方が危険を回避できます。 瞬時に冷静な判断が必要です。

負いやすい怪我

  • 骨折
  • 捻挫
  • 靭帯損傷、断裂
  • 打撲

ゴールキーパーとの接触プレー

ゴール前にボールがこぼれていたり、ゴールキーパーと1対1の状態のときは、 攻撃側からすれば大チャンスであり、守備側からすれば大ピンチです。 このような状況の場合、接触プレーになりがちです。 フィールドプレイヤーが勢い余ってゴールキーパーにスライディングしてしまったり、逆にゴールキーパーが フィールドプレイヤーの足めがけてスライディングしてしまったりなどです。

このような状況の場合、無理に突っ込み過ぎないようにしましょう。 冷静な判断が必要です。

負いやすい怪我

  • 捻挫
  • 靭帯損傷、断裂
  • アキレス腱断裂
  • 打撲
  • 脱臼
  • 骨折

ハイキック

高く上がったボールを足で触ろうとして、足を高く上げることはとても危険です。 ルール上でも禁止されています。 通常、高く上がったボールはヘディングで処理します。 この時に足で競りにいくと、足が相手の顔に当たってしまったりし、大怪我につながることもあります。 非常に危険ですので、足を高く上げることはやめましょう。

負いやすい怪我

  • 打撲
  • 骨折
  • 失明

キッキング

相手がキープしているボールを奪おうとして、やたらと足を振り回すのは危険です。 また、やたらと足を振り回すのは、有効なディフェンスの方法ではありません。 自分が怪我をするよりも、相手プレイヤーが怪我をする場合が多いので、気をつけましょう。

負いやすい怪我

  • 打撲
  • 捻挫
  • 骨折

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