熱中症対策
炎天下でプレーする場合は、いろいろなことに注意しなければなりません。 屋外でプレーする場合はもちろんですが、屋内でプレーする場合でも注意が必要です。 正しい知識を身に付けておかないと、最悪の場合は死に至るもあります。
注意しなければいけないこと
熱中症
熱中症とは、暑さが原因でで発生する障害の総称です。熱疲労、熱射病、熱痙攣、熱失神があります。 熱中症は、適切に予防さえすれば防げるものなのですが、知識不足による事故が絶えません。 スポーツ時の熱中症は、近年増加傾向にあり、死亡事故が無くならない状況にあります。 熱中症になったら、短時間のうちに重症になることもありますので、十分な注意が必要です。
熱射病
熱射病と日射病は、表記と発音が似ているため、同じ病気だと勘違いしている方が多いようですが、実は異なる症状です。 熱射病は、体温が高い状態が続き、熱を十分に発散できないためにこもってしまい、体が対処できなくなった状態です。 症状としては、顔が紅潮し、高熱や頭痛、吐き気を伴い、呼吸困難になったり、意識を失ったりします。 最悪の場合は意識不明になり、死亡することもあるので非常に危険です。 気温が高い日に、屋外のフットサルコートや屋内のコートでフットサルをしていると、熱射病になりやすいので注意が必要です。
もしも熱射病になってしまった人がいたら、冷たいタオルをおでこに当てたり、 扇いで風を送ってあげたりして、体を冷やしてあげましょう。
日射病
日射病は、体の水分と塩分が足りなくなっている状態です。 人間の体は、フットサルをすることで上がった体温を下げようとして、汗をたくさんかきます。 汗をたくさんかいて体の水分が足りなくなると、 心臓へ戻ってくる血液が少なくなってしまい、心臓が空打ちをしてしまうのです。 そうなると、目まいや吐き気、頭痛などの症状が出てきます。 最悪の場合は意識不明になり、死亡することもあるので注意が必要です。
日射病になってしまった人がいたら、すぐに木陰など涼しい場所に移し、十分な水分を補給してあげましょう。 意識がおかしくなるような重症の場合、すぐに病院へ運んで下さい。
日射病を防ぐために、こまめに水分を取ることが大切です。 水分は、水ではなく、スポーツドリンクなど、塩分やミネラルを含んだものにしましょう。
熱疲労
熱疲労は、高温多湿の状態で、長い時間汗をかいていると起こります。 熱疲労の症状としては、顔色が青ざめ、熱は出ずに、体の表面が冷たく湿ります。
熱疲労になってしまった人がいたら、すぐに木陰など涼しい場所に移し、十分な水分を補給してあげましょう。
熱失神
熱失神は、皮膚に近い血管の拡張によって血圧が低下し、血流が減少して起こります。 顔は蒼白となってしまい、脈が速く弱くなります。 めまいがしたり、一時的に意識を失う場合もあります。
熱失神になってしまった人がいたら、すぐに木陰など涼しい場所に移し、十分な水分を補給してあげましょう。
熱痙攣
熱痙攣は、高温多湿の状態でフットサルをやり、たくさんの汗をかいても、水分だけを補給し、塩分を取らない場合に起こります。 血液の塩分濃度が下がると、筋肉に痙攣が起きやすくなります。 痛みを伴う場合もあります。 水分は補給しているので、体温が上がりすぎていることはない場合が多く、通常、意識障害は起きません。
熱痙攣になってしまった人がいたら、すぐに木陰など涼しい場所に移し、塩分を補給してあげましょう。
熱中症が発生しやすい条件
- 梅雨時期などの、高温多湿の日
- 運動不足の時に、頑張りすぎてしまう時
- 気温が突然上がった時
- 水分、塩分をあまりとらずにフットサルをやり続ける
- 夏バテなどで食欲が無く、栄養状態が悪い時
- 冷房に慣れすぎて、暑さに慣れていない時
熱中症を予防するには
フットサルをやっている間は、こまめに水分と塩分を補給することが大事です。 飲み物は、塩分やミネラルを含んだスポーツドリンクが最適です。
また、フットサルをやる前に体調を確認し、体調がよくないと感じたらフットサルを我慢することが大事です。 普段の生活においても、冷房を使い過ぎず、しっかりと栄養を取っておくことが必要です。
具合が悪いと感じたら、すぐに休憩するようにしましょう。 無理をしないことが大切です。
熱中症対策商品
熱中症を予防するためのグッズが、いくつかありますのでご紹介します。
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